2023年11月1日
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朝夕には肌寒さを感じる晩秋の候となりました。柊の白い花もほのかに甘く香り、山々からは初雪の便りも届いてきています。
日頃より、一般財団法人 日本児童教育振興財団の事業活動に対するご支援、ご鞭撻をいただき、まことにありがとうございます。
今月11日〜18日に、「中国高校生日本語作文コンクール」最優秀賞の受賞者が来日いたします。
また助成先団体各位からは、中間報告も寄せられてきています。年度末に向けて、さらに充実した活動が行われますことを願っております。
引き続き、一層のご指導とご協力のほどをお願い申し上げます。
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- 第72回『小学館児童出版文化賞』贈呈式のお知らせ
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来る11月9日、第72回『小学館児童出版文化賞』の贈呈式が開催されます。
受賞作は、以下の3作品です。
- 『風さわぐ北のまちから 少女と家族の引き揚げ回想記』(遠藤みえ子/著、佼成出版社/刊)
- 『恋とそれとあと全部』(住野よる/著、文藝春秋/刊)
- 『ちいさなトガリネズミ』(みやこしあきこ/作、偕成社/刊)
- テルミ2023年10・11月号(247号)を発売中です
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『テルミ』10・11月号は、創刊40周年記念号。32ページの特大号です。
表紙は、「ドラえもんと赤とんぼ」。また40周年を記念して12ページのドラえもん特集を掲載しています。「ドラえもん事典」、「ドラえもんの仲間たち」、「あったらほしい! ひみつ道具」、そして「ドラえもん めいろ」です。そのほかの特集は日本の点字を考案した石川倉次を紹介する「日本の点字のれきし」、「七五三」、「ヒラメの目」です。新シリーズ(不定期連載)として「オーケストラの楽器(第1回 バイオリン)」、「テルミ美術館(第1回 モナリザ)」も始まります。「作って食べよう」はドラえもんにちなんで「どら焼き」の作り方、クイズは「ハロウィンに飾る野菜は?」です。
増刊号、発売中のテルミおよびバックナンバーについては『テルミ』公式ホームページをご覧ください。
- 『テルミ』公式ホームページをご覧ください!
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『テルミ』公式ホームページでは、最新号の紹介やバックナンバー、増刊号の紹介をしています。また、これまで隔号だった「けんしょうクイズ」が毎号応募いただけるようになりました。正解者の中から抽選で「テルミ特製図書カード」をプレゼントします。ご購読のお申し込みや、『テルミ』へのご意見・ご要望もホームページからお送りいただけます。
- テルミ増刊号は、3冊発売しています!
- ◆『世界 ふしぎ 旅行』
万里の長城、カッパドキア、自由の女神像、ナスカの地上絵、ピサの斜塔など、世界中から選んだ19の不思議な自然や建築などが紹介されています。
◆『スケルトン 生き物のこっかく』
キリン、カンガルー、ワニ、カメレオンなど、20種類の生き物の骨格を紹介。左ページに生き物のイラスト、右ページに骨格のイラストを掲載しています。
◆『新 きょうりゅう ずかん』
恐竜の育ち方や暮らし、恐竜の種類など、楽しみながら恐竜のことが分かる図鑑です。
『テルミ』増刊号の案内はこちらです。
お問い合わせ、ご注文は、「テルミのご購読の案内」をご覧ください。
*増刊号は、年間定期購読のなかの1冊には含まれません。定期購読されていてご購読希望の方は、別途お申し込みくださいますようお願いいたします。
- 2024年度版「入学の心得」が間もなく完成します
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2024年度版「入学の心得 もうすぐ一年生」が今月上旬に完成します。
お申し込みの方には無料でお送りいたします。新入学に備えて、ぜひご活用ください。
お問い合わせ先・申し込み先は下記のとおりです。
ご不明な点などございましたら、電話・FAXでお問い合わせください。
<問い合わせ 及び 申し込み先>
小学館PSカスタマーセンター
TEL03−5281−3555
FAX03−5281−1606
- 「日本性教育協会」と「日本青少年研究所」が、11月20日に移転いたします
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当財団内「日本性教育協会」事務局・資料室および「日本青少年研究所」は、11月20日に下記の通り移転いたします。
住所:〒101−0051 東京都千代田区神田神保町1−3 冨山房ビル5階
※「日本性教育協会」新事務局での業務開始は、11月20日(月)からとなります。
電話:03−5801−6788 FAX:03−5801−6677
資料室の休室期間など、詳細は日本性教育協会ホームページをご覧ください。
ホームページ:https://www.jase.faje.or.jp/
※また、「日本青少年研究所」は、10月からホームページアドレスとメールアドレスが変更になっています。新しいアドレスは、下記のとおりです。
ホームページアドレス:https://youth-study.jp
メールアドレス: info@youth-study.jp
- 第26回 「中国高校生日本語作文コンクール」作品集をお送りします!
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昨年度行われた第26回「中国高校生日本語作文コンクール」表彰式はオンラインで実施され、16名の最優秀賞者が選ばれました。
最優秀作を含めた優秀賞30作品を収録した作文集が完成しております。
希望される方には無料でお送りしています(在庫がなくなり次第終了します)。
また、今月は4年ぶりに最優秀賞受賞者を日本に招待し、出版社の見学などをする予定となっています。
詳しくは、
一般財団法人日本児童教育振興財団内 日本青少年研究所までお問い合わせください。
※メールアドレスが変更になりました。
TEL : 03-5615−9750
e-mail : info@youth-study.jp
- DVD「教育ビデオライブラリー」オンデマンド配信を開始!
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小学館「みんなの教育技術」で、DVD「教育ビデオライブラリー」よりセレクトした5作品のオンデマンド配信を開始しました。
視聴料は、各タイトルにつき500円(税込/10日間有効)です。
https://kyoiku.sho.jp/?p=262694
- 教育ビデオライブラリー最新作75が出来ました。貸し出しを開始しています。作品74も併せてご覧ください。
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作品75/『私たちの秘密基地〜「ギフ寺」が問いかけるもの〜』
本作品は、北海道札幌市にある「ギフテッドのための寺子屋」、通称「ギフ寺」に通う子どもたちと保護者の経験談、そして、今の「ギフ寺」で行われている実践を記録したものです。
「ギフ寺」には、「ギフテッド」と呼ばれることもある、高い知的能力を有した小学1年生から高校1年生までの12名が所属しています。「ギフ寺」は週3日、午後の2時間だけ開放される、そんな子どもたちが、ただ“自分のやりたいこと”に夢中になれる場所。初めは、それぞれの傷を癒すように好き勝手にふるまっていた子どもたちが、今では、お互いを大切な仲間と認め、関係性を育みながら、「ギフ寺」に自分の居場所を見出しています。
ここに通う子どもたちは、今の学校に通う意義を見出せず、全く通っていなかったり、五月雨登校をしていたり、「公教育=学校」という枠組みには当てはまりません。その経験に耳を傾けてみると、いわゆる「天才」や、「特異な才能を持つ」といった「ギフテッド」という言葉が持つイメージの陰に隠された苦悩や生きづらさが浮かび上がってきます。
なぜ「ギフ寺」に通う子どもたちは苦悩しなければならなかったのか、そして、なぜ「ギフ寺」は大切な居場所になりえたのか。「ギフ寺」が、私たちに問いかけているものとは──。
作品74/『日本のレッジョエミリア・アプローチ 100のことば〜想像と創造が生まれる教育のために〜』
本作品は、イタリアの歴史ある幼児教育「レッジョエミリア・アプローチ」に学び実践している日本の保育園やこども園での教育的アプローチを記録しています。子どもたちの学びをサポートするアトリエリスタと呼ばれるスタッフが、現地レッジョエミリアで学んだことを活かして0歳児から5歳児まで、細やかな指導をすることで子どもたちに変化が見られます。その指導は、「レッジョエミリア・アプローチ」の指導者であるローリス・マラグッツィが呼びかけた「100のことば」にあるように、無限の可能性を秘めた子どもたちに、大人と同じ「市民」として対等に向き合い、敬い、問いかけ、語りかけ、子どもたちの創造性と想像力を引き出しています。
光や土、紙、そして街で集めたリサイクル品など、子どもたちが触れるものは、全て選び抜かれた素材です。また、子どもたちを取り巻く環境や作品の展示など、そのすべてに意味が込められています。大人も共に楽しく学び合い、子どもたちの新たな一面が作り出されていく姿をご覧ください。
動画ダイジェスト、バックナンバーの詳細も、「ビデオライブラリーについて」よりご覧ください。
なお、DVDには貸し出し期間が設けられています。ご利用ののちは速やかにご返却をお願いします。
*貸し出しの問い合わせは、当財団まで。
TEL:03−5280−1501
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当財団の事業活動、助成事業、点字絵本テルミ、教育ビデオライブラリーなどについては、
一般財団法人日本児童教育振興財団
TEL:03−5280−1501
FAX:03−5280−1503
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