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少子化、都市化、核家族化の進行のなかで、幼児教育が重視されています。これからの保育のあり方を考える実践的研究などに対して助成しています。
(A)幼稚園・保育所教育の実践研究へ助成
日本各地の保育、幼児教育の最前線にいる先生方に役立つ、今必要とされる、きめこまやかな実践的研究テーマや活動に対し、当財団が助成する事業である。本年度は以下のテーマに助成を行う。
研究者名:
伊藤美保子(ノートルダム清心女子大学准教授 人間生活学部児童学科)
研究テーマ:
保育実践をどう見るか?観察を通して子どもの体験への理解を深める
(B)「小学館おはなし玉手箱キャラバン」へ助成
2000年の「こども読書年」にちなんで読書推進活動の一環として始められた事業。これまでは全国各地の公共施設・保育園・幼児教室などを巡回するキャラバン形式で読み聞かせを行ってきたが、本年度も東京、神奈川など首都圏を中心に、リアル開催を予定しており、この活動に対して引き続き助成を行う。
(C)「入園おめでとう大会2025」運営助成
次年度に幼稚園・保育園に入園する親子を対象にしたイベントへの助成である。昨年度同様、小学館と日本最大の園配布フリーマガジンを擁する「こどもりびんぐ」と共催の大規模イベント内での実施等を検討する。
(D)「2025年度入園ガイドブック」制作・頒布助成
前項「入園おめでとう大会」との連動事業である。これは、幼稚園・保育園に入園する児童を持つ保護者に、役立つ情報をまとめた冊子の制作・頒布に対する助成である。内容は、幼稚園・保育園ではどんなことをするのか、入園準備リスト、入園までに身につけておきたい生活習慣、年間スケジュールなどをまとめた冊子で、全国の幼稚園・保育園に約15万部配布予定である。